KIESブログ

お手伝い大成功

2019年7月9日  日台文化芸術交流会

文化交流委員会は、新荘中学校の女生徒さん・先生・保護者の方々に

浴衣体験のお手伝いをすることとなりました。

 

 

準備は、それはそれは大変でした。

KIESにある浴衣や帯を探したけれど、30人分なんて、「無理・無理」

グループ2つに分けて15人ずつにしても足りない。

当日は火曜日なので、浴衣の着付けをする人が集まらない。

自分たちの帯や浴衣を持ち寄り、知恵を絞りました。

・グループを更に半分に分けて着付けましょう。

・浴衣は少々地味な柄でも帯で若く見せましょう。

・浴衣を着るためのオリエンテーションは、市松人形を使って、、、。

・伊達政宗の甲冑を置き浴衣を着たお人形と一緒に撮影スポットにしましょう。

すると、悩みを聞きつけて下さった方々が、

「着付け手伝うわよ。」「帯あげるわ。」「浴衣も寄付しましょうか?」

 

そうなると、沢山のお手伝いの方々が同一歩調で進めるように、

「導線を考え」・「時程表を明確にし」・「シナリオを考えた」

ドキドキのスタートでした。

 

台湾出身の会員の方に同時通訳をして頂いて「手を通します。帯を結びます。」

お人形もワンピースからキャミソールになって、浴衣を着て帯び締めて

「可愛い」って声に、にんまり。 お人形のことですよね ?!

 

お手伝いに来て下さった「着付けサークル和楽美」の先生と、

 

「その時間で着せられるかしら?」と悩んだけれど

沢山の方々のお力添えで「帯の結び方も競演状態」、塗り箸の髪簪もなかなか素敵!

 

余った時間で、片言の日本語で、通訳さんにちょっと教えてもらって

いろいろな所で交流が、、、、

「若いお嬢さんにありがとうって言われてハグされちゃった。」

「綺麗ね。」って伝わったみたい。

硬かった表情が笑顔になって、、、。

 

おせんべいとお茶一杯を持ちながら、着付け係・写真係・

ご案内係・通訳係の方々に自己紹介と感想を伺いました。

 

「素晴らしい出会いでした。」

「大変でしたけど楽しかったです。」

「自分の力を再発見(結構着付けできるわ)しました。」

「日本の文化を分かってもらえると嬉しいですね。」

 

 

ボランティアって、「互いの笑顔がほしい」のですね。

喜んでもらえる幸せを沢山味わった 臨時「浴衣スタッフ」でした。

 

私たちの持っている力は小さいけれど、

みんなで「台湾の子ども達に喜んでもらおう」を目指して、

人脈使って、無い知恵絞って努力したら、

「みんなが笑顔になりました。」

 

終わり良ければすべて良し、、、でした。

ご協力いただきました皆さまありがとうございました。

 

登録日:2019年8月3日